イタリアの家具やバスユニットのようにエレガントな信楽のお風呂を生み出したい…
弊社デザイナーのそんな依頼に対して、
いまだかつて四角い陶浴槽など創ったことがないと難しい顔をした信楽の職人さん。
しかし、一旦仕事が始まるや、
上司や同僚、そして自らの内側に渦巻いたネガティブな声をものともせず、
ただ美しく新しいものを創りたいという気持ちが上回りました。
そして、その情熱はなみなみならぬ研究熱心さと、卓越した技術に裏打ちされた
「作品」とも言うべき稀有のフォルムの浴槽を生み出したのです。
■信楽焼 陶器浴槽"角型"製作秘話へ続く
一生に一度の理想の家創りには、建物だけではなく部材や備品など
あらゆるパーツにこだわりたくなるもの…。その中でも、信楽陶浴槽は
主張しすぎない簡潔な美を添えてくれます。
信楽の粗く火に強い土だから焼ける大きな浴槽は、世界を癒す禅のごときWork of Artです。
信楽焼 陶器浴槽 その歴史と製作者の声へ続く
今、ヒートショックプロテインという体内のタンパク質と冷え性、その他の病気との関わりが大きくクローズアップされています。愛知医科大学医学部付属核医学センター助教授の伊藤要子先生は、遠赤外線ドームサウナを使って、身体を温めると人間の体内で何が起きるのかを実験されました。
私たちの身体をつくる60兆もの細胞のほとんどは、タンパク質から出来ています。細胞はさまざまなストレスにより、傷ついてしまうことがあるのですが、
この傷を受けたタンパク質を修復する働きをするのが、ヒートショックプロテイン(HSP)と呼ばれるタンパク質です。元気な細胞を保つために欠かすことの出来ないHSPは、細胞がストレスを受けると、本来、自然に生産されます。でも、あまりにも大きなストレスを受けると、生産が足りなくなり、細胞の修復が遅れ、その結果、病気になったり、老化が進むのだそうです。
HSPを体内に十分存在させるには、大きなストレスを受けないようにすることがよいとのこと、
でも、それは非常にコントロールしにくいことです。
そこで、HSPの生産を簡単に増やして、大きなストレスにも対応できるようになるにはどうすればいいかという研究が行われました。その結果、非常に単純なことながら、身体を温めると熱のストレスに反応して、体内で確実にHSPが増えるということがわかりました。温泉や岩盤浴などで体を温めることが、美容や健康増進にいいとは経験的に言われてきたことですが、伊藤先生をはじめとした医療のプロフェッショナルにより今、科学的に温熱療法の効能が実証されようとしています。
家の機能の中でもバスルームはもともと重要な部分ではありますが、これからはさらに意識的によりよい温浴体験のできるお風呂が求められるのではないでしょうか。
信楽陶浴槽「雅楽(がらく)」の湯につかると、ぬるいお湯でも汗がよく出ます。
中には頭や顔から玉のような汗が出る人も…。頭は人間の体でも最も毒素がたまる部分だと言われます。それほどに釉薬として加えたゲルマニウムのちからが働いているのでしょう。熱いお湯が苦手な病人や心臓の弱い方、ご老人でもじっくりと癒していただけます。
「雅癒美(がゆうび)」のマイクロバブル機能を搭載した陶浴槽は、お湯につかると超微細な泡が体にまとわりつきます。ひとつひとつの泡が毛穴のひとつひとつに入り込み、汚れや皮脂などをかき出しているのが、お湯を出たときの感覚でわかります。まるで一皮むけたように、きれいさっぱり。そして、泡のマッサージ効果でほかほか。自分や他の人が洗わなくてもきれいにしてしまうマイクロバブルのお風呂は、ご老人や体の不自由な方をはじめ、ご病気の方、美容関係、ペットホテルやショップなど幅広くご利用いただける次世代のスーパーヒーリングバスです。
ラドン浴のできる陶浴槽電子ブックへ続く
弊社ショールームでは、信楽焼 陶器浴槽をご覧になりませんか…?ショールームのご予約はこちらからお願いいたします。
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